雪がなくなったと思ったらまた雪が積もってを繰り返していますね。
寒さには慣れたようにも思いますが、村内の人にはそんな薄着で寒くないかと聞かれるこの頃です。


目次

1 森の民話茶屋③

2  おおたまさんぽ⑦

3 おおたまコモン企画①

4 あだたらの里直売所探訪①


1 森の民話茶屋③

2月は後藤みづほさんの民話語りの撮影と、森の民話茶屋で振舞われてきた料理の動画撮影にむけて打ち合わせを行ってきました。

民話語りの撮影は2回目ですが、前回は12月に行ったので2か月ぶりの撮影となりました。

撮影したお話は
・うそ八掛
・よりあいもち
・貧乏の神
・子守り泥棒
・食いかけの梅
・みそとくそ
です。

特に「食いかけの梅」の話が印象に残りました。

このお話は子供の前でも、森の民話茶屋でもあまり話さなかった話だそうです。

なぜかというと暗く、悲しいお話だからです。

私の中で、民話はどこか楽しく、ハッピーエンドのお話だと思っていました。

ただ、このお話は違いました。

昔は今ほど土木技術が発展していなく、河川の氾濫は多くあり、人は神様に祈りをささげていました。

その祈りの方法の一つには人を埋める人柱といった方法があったと言われています。

この「食いかけの梅」はそんな人柱になった人のお話でした。


民話は歴史に単に楽しいお話だけでなく、こういった暗い昔の風習も伝えています。

これは良い悪いの話ではなく、そこから私たちが何を感じ取るかが重要です。

民話を残していくことで、そういった人の感性を養っていくことにつなげていけたらと思います。





また、先月から料理に関することを聞き込みしてきましたが、今月は3月に実際料理を行っている様子を撮影していくべく打ち合わせを行いました。

現在、コロナ禍ということもあり、森の民話茶屋メンバーも集まることが少なくなっているそうで、このような機会があるとお話が弾んでいつも楽しいです。

私も料理のお話を聞き進めているうちに料理の知識は養われているような気がしています。(思っているだけ)

料理の撮影も楽しみです。




2 おおたまさんぽ⑦

私も大玉村に来て半年を過ぎましたが、ここのところ行く場所は固まりつつあり、見る景色もだいぶ固定されてしまっているかもしれません。

ただ、そんな私が通るたびにいい景色だなと思うのは玉井小付近からアットホームおおたまに向かう道で見る安達太良山の風景です。

冬だからか安達太良山がはっきりと見える日はそんなに多くはありません。

だからこそ、ここまではっきりと安達太良山の山頂まで見えると気持ちがいいです。

みなさんはどこから見る安達太良山が一番好きですか?

機会があればそんなことも聞きながらお酒でも飲みたいですね。





3 おおたまコモン企画①


今回、大玉村の共有資源(コモン)を使って大玉村を楽しもうという企画を計画しています。

企画の内容は別途更新していきますので、ここではなぜ私がこの企画を行うのかについて書いていこうと思います。

まず、私が大玉村に来た理由の一つとして、土と戯れたいと思っていたからです。

大玉村には見渡す限りのたんぼがあり、家の近くには畑作業をされている方々もよく見かけます。

私が大玉村に来たのは8月のことだったので、来年は畑をやろうと決めていました。


私以外にも、自然を楽しみたいから田舎に移住した人も多いのかと思います。
ただ、田舎に越してきて、仕事をしながら地域の方々と一から関係を築き、畑作業を行うのにはハードルが高すぎると思います。

私は現在地域おこし協力隊として活動しているので、それなり地域の方々とお話をする機会がありますが、皆が皆そうであるわけではありません。

なので、今回私がその間に入りつつ、家庭菜園に興味あるけど、なかなかやるまでに至らなかった方々とともに畑をやろうと思いました。

ただ、ここで私の悪いところですが、ただ畑をやるのでは面白くないと思い、何かみなさんが興味をもってもらえるようにと考え、陶芸も行い、そして作った野菜と陶芸を使った料理教室まで行うことにしました。

そうすることで、大玉村にある魅力を体験できるイベントになる。それこそが私の仕事である大玉村の情報発信にもつながっていくと思っています。

おおたまコモンを通して、大玉村ってこんなに面白いことができるんだ、こんな魅力があるんだと多くの方々に広めていきます。

初めてのことなので四苦八苦しながら行っていきますが、どうぞよろしくお願いします。



4 あだたらの里直売所探訪①


2月から火曜と木曜は直売所に顔を出すことにしました。

理由としては大きく2つで、


1つは今後畑を行うにあたって、大玉村の農家さんとお話がしたいこと

もう1つは私の活動の軸である情報発信の強化


上記でも述べたようにこれから春夏に向けて畑を使った企画をやります。

直売所には朝から農家さんが新鮮な野菜を販売するために訪れます。

その作業をお手伝いしながら野菜のことを聞いていこうと思っています。

大玉村はお米をはじめとした農業が盛んな地域です。ただ農業の衰退が全国でも大きな問題になっており、大玉村も例外ではありません。

農業だけで食べていくことが難しい時代であることが間違いないと思いますが、農業を通して体験することの価値は大きなものであると思っています。

大玉村の農業に興味を持っていただけるよう情報発信していきます。


今後、直売所に通っていて面白かったことや農家さん訪問したさいのお話などをここでみなさんにお伝えできたらと思います。

お楽しみに。