地域おこし協力隊として活動し始めて2ヵ月となり、村内の道もだいぶわかるようになってきました。田んぼは黄金色に色付き、景色はがらっと変化しました。その他にも様々な出来事や体験などもあり、充実した一か月でした。
目次
1 HP開始
2 「水マップ」
3 おおたまさんぽ②
4 フォレストパークあだたら施設見学
5 安達太良山登山
6 おまけ「SNSの発信性」
1 HP開始
9月よりホームページを開始いたしました。
そのコンセプトとして「大玉村のいまを記録し、記憶をつぎに継げる」です。
いま私が目にしている大玉村は田畑が広がり、人の活動がよく見える魅力的な風景です。しかし、この風景が今後永久に保証されているわけではありません。ですので、外から来た私なりに大玉村のいまを記録をし、残しつつ発信していくことで大玉村の魅力を共有していければと考えています。
そして、大玉村は現在人口が増加していっている珍しい村でもあります。
その理由をあげれば移住支援の充実や郡山市や福島市までも車なら近く、土地も安いことなど多くあります。多くの理由が重なり、移住をしてくるわけです。時間が経てば移住者が地域に馴染んでいくと思います。そこで重要なことは大玉村のこれまでの記憶をそういった移住者や子どもたちに伝えていき、次につなげていくことだと思います。
私は地域おこし協力隊として大玉村の魅力を発信していきます。その中でいま述べてきてたことを実践していくことでこれからも魅力が溢れる「大いなる田舎・大玉村」は続いていけると考えています。
2 「水マップ」
私は小さい頃からずっと地図が好きで小学生の時は地図もバッグの中に入れて遊びに行ったりもしていました。それは地図を見て実際その場所にいくとイメージとは違ったり、それまで知らなかった道を知り、新しい世界を開拓していくような感覚が好きだったからなのかと思います。
また、大学では建築学を学ぶ中、古地図をはじめ、多くの地図に触れ、実際に地図を作成する機会も多くありました。
地図は私が見ている大玉村をみなさんに伝える力があります。今回は水マップということで、大玉村に流れる水域と私が見てきた大玉村の水にまつわる場所の写真を載せていきました。
そうすることで、情報を最小限に抑え、私が思う「水」をキーワードにした大玉村の姿を映しだそうとしました。
3 おおたまさんぽ②
9月になり、すぐに田んぼは黄金色に変化していき、ところどころ稲刈りをする様子も見受けられるようになっていきました。
田んぼ通りなど平地では一面に広がり、山裾の棚田も黄金色の絨毯のように美しく、稲穂が風に揺られている様子はいつまでも見ていられました。
また、そばが白い花を咲かせることを今まで知らず、そば畑を見た時も美しく感動しました。
どんどん変わっていく風景は季節感を強く感じさせてくれます。
4 フォレストパークあだたら施設見学
大玉村の北西部にある県民の森・フォレストパークあだたらは「森林との共生」をコンセプトにしたキャンプ場です。
フォレストパークあだたらについては別ページで記事にしましたが、そのコンセプトに従い、様々な森林との約束が決められており、その徹底ぶりに感銘をうけました。
その後、実際にコテージに宿泊をしました。ビジターセンターの温泉や森林の中の散歩、郡山市場で購入したお肉やお魚を料理して食べました。
特に特別なことをしていたわけではありませんが、友人と会話をしながら森林の中で過ごすだけで充実した時間でした。
確かな情報ではありませんが、まだ村民の方々の利用は多くないと聞きました。フォレストパークあだたらは国内8つしかないオートキャンプ場5星を獲得しているキャンプ場で、設備も充実しています。初心者の方にもおすすめできるキャンプ場なので、一度家族や友人と森林の中でも生活を体験してみてはいかがでしょうか。
5 安達太良山登山
隣町の岳温泉で活動している地域おこし協力隊の中山さんと安達太良山を登ってきました。
安達太良山は山頂1700mの火山です。かつて、高村光太郎の妻・智恵子氏の言った「ほんとの空」があると言われたのでも有名です。
二本松市にはロープウェイで中腹まで行くことができたりと初心者の方にも登頂しやすい山です。
今回私たちが上ったルートは大玉村から登れる 表登山口を選びました。
はっきりといってこの登山口は他の登山口と比べて人気はなく、整備も完璧ではなかったです。ただその反面、森の中を散策していくワクワク感は強く、緩やかな道が続くので会話をしながら楽しく登れました。
この日はとても風が強く、時に踏ん張らないとよろけてしまうほどの強風に襲われましたが、山頂は快晴で遠くまで見渡すことができました。
私が登った時は紅葉が始まったくらいの時期でしたが、これからもっと美しい風景になると思うので運動不足解消に登ってみるのもいいかと思います。
(ただ私は次登るときはロープウェイがいいです…笑)
6 おまけ「SNSの発信性」
9月上旬、私の動かしていくTwitterの一つの投稿が爆発的に広がる「バズる」といった状況になりました。
内容としては台湾から大玉村役場に届いた1万枚のマスクです。
政府が台湾に提供した新型コロナウイルスのワクチンのお礼として、これまで大玉中学校が行ってきた台湾との国際交流があり、大玉村役場に1万枚のマスクが届きました。
大きな段ボール5つが届き、その多さには驚きました。台湾から温かい贈り物をTwitterでも発信しようとツイートを行ったところ約1万リツイート、3万いいねを頂きました。また、「感動した」「台湾の方々、こちらこそありがとう」など温かい言葉が多く見受けられました。
しかし、いいことばっかりではなく、それだけ注目されるとマイナスのコメントも頂きました。内容についてはここでは申し上げませんが、政治的な意見等が多く私のツイートを通して投稿されました。
ここまでの影響があるとは思わずにツイートした内容が広まっていった今回の出来事は嬉しさより、恐さの方が大きかったです。
今回のツイートは良いニュースとして多くの方に受け取ってもらいましたが、間違った考えや行いがSNSの持つ拡散力によって広まってしまったら取返しのつかないことであると再認識しました。
SNSは便利なものであり、今後もSNSの発信力が私たちを助けてくれることは多いと思います。だからこそ、何をどのように発信していくか気を付けてこれからも大玉村の魅力を発信していきます。
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