おおたまfarmers第6回は耕作放棄地などを活用しエゴマの栽培や加工を行っている「おおたまエゴマの会」の皆さんに大玉村のエゴマのこれまでとこれからについてお話を伺いました。

おおたまエゴマの会について

大玉村のエゴマ栽培は、福島県の耕作放棄地面積が全国的に多いという課題に対し、農業委員会が遊休農地の解消と特産品創出の可能性を模索して始めた試みでした。

現状と思い

エゴマ栽培は雑草との戦いであり、特に近年の猛暑下での作業は厳しさを増しています。日中の熱中症を避けるため、夏場は早朝5時から手作業で草むしりを行うなど、生産者の地道な管理によって畑が維持されています。さらに、昨年は記録的な日照りにより収穫量が例年の3分の1ほどに落ち込むなど、自然環境の厳しい影響を受けました。

こうした状況にあっても、大玉村のエゴマをどうにか周知し、広めていきたいという生産者の皆さんの姿勢が取材を通じて伝わってきました。エゴマの一粒と、そこから生まれた商品には、会の皆さんの思いが詰まっています。

エゴマレシピ・豚しゃぶエゴマドレッシング

エゴマ油とエゴマ粉を使った、ほぼ混ぜるだけでできるシンプルで使い回しのきくドレッシングです。

豚しゃぶにかけるだけで、エゴマの香りとコクをしっかり楽しめます。

材料(4人分)

  • エゴマ油 … 30g
  • エゴマ粉 … 6g
  • 酢 … 40g
  • 麺つゆ(濃縮タイプ) … 20g
  • はちみつ (砂糖でも可)… 20g
  • 玉ねぎ … 30g
  • にんにく … 2g程度
  • 味噌 … 10g
  • 黒胡椒 … お好みで

作り方
〈ミキサーがある場合〉
すべての材料をミキサーに入れて撹拌し完成。
〈ミキサーがない場合〉
玉ねぎとにんにくをすりおろし、他のすべての材料とボウルでよく混ぜ完成。
茹でた豚しゃぶにかけ、仕上げに黒胡椒を振る。
使い方メモ
豚しゃぶのほか、蒸鶏、サラダなどにも。
薄めた麺つゆで割って、冷たい麺類のつけ汁としても使えます。
冷蔵保存で2〜3日。

まとめ

取材を通じて、エゴマはまだまだポテンシャルのある食材だと感じました。活用の幅が広く、これからさらに多様な展開が期待できる、可能性を秘めた作物です。
私自身、これから大玉村で就農する一人として、生産者の皆さんの姿には共感する部分が多くありました。自分もこの土地で農業に携わっていく中で、大玉の土地を守っていくということを改めて意識するきっかけとなりました。
おおたまエゴマの会の活動が、これからどのように発展し、盛り上がっていくのか。その展開が非常に楽しみです。