西部には日本百名山に数えられる安達太良山からなる山地があり、東部には水田が広がり、米どころとなっている。
特に4号線や高速道路沿いは高低差は小さく、一面に水田が広がる。西へ向かうにつれて丘が点在していき、その合間に棚田が築かれている。
また、このマップを見ていくと道路の位置や住宅地を想像することができるのではないだろうか。

平担地では大きな機械で素早く、稲刈りが行われている。大きな機械が入れない場所においては昔ながらの稲架掛けで天日干しが行われている。高齢化に伴い水田を継続させていくことが困難になり、米農家さんに任せている方もいるが、限度があり問題は大きいと感じた。
また、近年のコロナ禍でお米の過剰により、価格の下落が報道されているのはいまだ風評被害によるダメージを拭いきれていない福島県にとって大きな痛手となっている。

しかし、明るいニュースとして、福島県のブランド米「福、笑い」が14年かけて今年販売が開始された。「福、笑い」は限られた農家さんのみがつくることを許され、高品質を担保されている。今後福島のお米のPRに期待される。